明治34年 (西暦1901年)は今から123年前。干支は丑(うし)年です。
- 1901年のできごと -
1月
- 1月1日
- 1月3日 - アンドリュー・カーネギーがカーネギー財団を設立。
- 1月22日 - イギリスヴィクトリア女王崩御[1]。長男エドワード王子がエドワード7世として即位。
- 1月28日 - アメリカ合衆国でMLB・アメリカンリーグ設立。
2月
- 2月3日 - 国家主義団体・黒龍会が内田良平らによって創立される。
- 2月5日 - 日本の重工業発展の要となる、官営八幡製鉄所操業開始。
- 2月24日 - 奥村五百子らにより愛国婦人会が結成される。
- 2月25日 - J・P・モルガンがUSスチールを設立。
3月
4月
- 4月1日 - 東京都に府立第三中学校(現・東京都立両国高等学校)が開校。
- 4月15日 - 栃木県に栃木県第四中学校(現・栃木県立佐野高等学校)が開校。
- 4月20日 - 成瀬仁蔵により、日本女子大学校(現・日本女子大学)が創立。
- 幸徳秋水『二十世紀之怪物 帝国主義』(廿世紀之怪物帝国主義)出版。序文は内村鑑三。
5月
- 5月3日 - 第4次伊藤内閣総辞職
- 5月5日 - ユカタン半島でのマヤ人の反乱が公式に終了。
- 5月9日 - オーストラリアのメルボルンで最初の国会が開かれる。
- 5月16日 - 井上馨に組閣命令(5月23日辞退)。
- 5月18日 - 片山潜・幸徳秋水らが社会民主党を結成(5月20日禁止)。
- 5月25日 - アルゼンチンでサッカークラブ・CAリーベル・プレート設立。
- 5月26日 - 桂太郎に組閣命令。
- 5月27日 - 山陽鉄道が下関まで開通。関門連絡船運航開始。
6月
- 6月2日 - 第1次桂内閣成立
- 6月21日 - 星亨が伊庭想太郎に暗殺される。
- 登張竹風、論文「フリイドリッヒ・ニーチェを論ず」(『帝国文学』)。日本に於けるフリードリヒ・ニーチェの紹介が盛んになる。
7月
8月
9月
- 9月2日 - アメリカのルーズベルト副大統領が棍棒外交を示唆。
- 9月6日 - マッキンリー大統領暗殺事件、アメリカのウィリアム・マッキンリー大統領が無政府主義者レオン・チョルゴシュに狙撃される[2]。これがもとで9月14日に死亡。
- 9月7日 - 清が列国(英国・仏国・米国・ロシア・ドイツ・日本などの11か国)と北京議定書(辛丑条約)に調印(外国軍隊の北京駐留を承認)。
- 9月14日
- W・マッキンリーの死去に伴い、セオドア・ルーズベルトがアメリカ大統領に就任。
- サマール島でバランギガの虐殺が発生。
10月
- 10月1日 - 舞鶴鎮守府開庁
- 10月4日 - アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領がアフリカ系アメリカ人指導者ブッカー・T・ワシントンをホワイトハウスに招待する。
- 10月16日 - 日英同盟交渉開始
- 10月23日 - 田中正造が足尾銅山鉱毒事件で衆議院議員を辞職。
11月
- 11月14日 - カール・ラントシュタイナーがABO式血液型を発表(発見は前年)、この時点では血液型がA型、B型、C型の3つであるとされた。
- 波多野精一『西洋哲学史要』出版
12月
- 12月2日 - 伊藤博文が日露協商交渉開始。
- 12月7日 - 第16議会召集
- 12月10日 - 田中正造が足尾銅山鉱毒事件について明治天皇に直訴。
- 12月12日 - グリエルモ・マルコーニが大西洋を横断した無線通信に成功[3]。
- 12月23日 - 伊藤博文が日露協商交渉打切りを通告。
- ロシアでエスエル(社会革命党)結成。
- 豪州が白豪主義政策にもとづく移民制限法を制定。