明治43年 (西暦1910年)は今から113年前。干支は戌(いぬ)年です。
- 1910年のできごと -
1月
- 1月1日 - 種痘法施行
- 1月21日 - 日露両国は米国提案の南満洲鉄道中立化案を拒否
- 1月23日 - 逗子開成中学の生徒ら12名が乗ったボートが遭難し全員死亡(真白き富士の根)
- 1月28日 - フランスのパリでセーヌ川が氾濫、大洪水が起こる
2月
3月
- 3月1日 - 中央倶楽部結成
- 3月1日 - グレート・ノーザン鉄道ウェリントン雪崩事故おこる
- 3月10日 - 箕面有馬電気軌道(後の阪急電鉄)が梅田〜宝塚間・石橋〜箕面間で開業
- 3月12日 - 暴風雪により、千葉県銚子市沖から茨城県鹿嶋市沖の鹿島灘にかけて、出漁中の漁船100隻以上が遭難し、900人以上が死亡[1]。
- 3月13日 - 立憲国民党結成(憲政本党・又新会・無名会などが合同)
4月
- 4月1日 - 文芸誌「白樺」創刊(武者小路実篤・志賀直哉ら)
- 4月15日 - 京阪電気鉄道本線の大阪天満橋〜京都五条間が開業
- 4月15日 - 帝国海軍第六号潜水艇が山口県新湊沖にて潜航演習中に沈没(佐久間勉以下14名全員死亡)
- 4月16日 - 清が幣制則例を制定(銀本位制の導入)
- 4月16日 - 静岡瓦斯設立
- 4月23日 - ブリュッセル万国博覧会開催(〜11月7日)
5月
- 5月1日 - 文芸誌「三田文学」創刊(永井荷風)
- 5月3日 - 青森大火が発生(全市焼失)
- 5月6日 - 英王エドワード7世崩御 - ジョージ5世即位
- 5月14日 - 日英博覧会開催( - 10月29日)
- 5月19日 - 地球がハレー彗星の尾の中を通過(欧米では18日)
- 5月23日 - (旧)四国借款団(英・米・独・仏)が成立、清は粤漢鉄道と川漢鉄道の国有化のため600万ポンドを借り受ける
- 5月25日 - 大逆事件: 宮下太吉・新村忠雄ら検挙
- 5月30日
- 5月31日 - 英自治領として南アフリカ連邦成立
6月
7月
8月
- 8月 - 福井城址にあった農業試験場にて1905年に全滅したとされているニホンオオカミが撲殺されたという記録がある(詳しくはニホンオオカミを参照)。
- 8月8日 - 明治43年の大水害
- 8月10日 - 早川の大洪水[2]。大雨により東海道全域に被害[3]。
- 8月22日 - 韓国併合: 日韓併合条約調印
- 8月28日 - モンテネグロ公国が王政へ移行(モンテネグロ王国の成立)。
- 8月29日 - 韓国併合: 朝鮮総督府設置(韓国統監府改組)
9月
10月
- 10月1日 - 九広鉄路英段通車。
- 10月4日 - ポルトガル王国で革命が起こり第一共和政成立(国王マヌエル2世は英国へ亡命)
- 10月18日 -エレフテリオス・ヴェニゼロスがギリシャ王国首相に就任
- 10月23日 - タイ国王ラーマ5世崩御 - ラーマ6世即位
11月
- 11月3日 - 帝国在郷軍人会発足(会長寺内正毅)
- 11月4日 - 江ノ島電鉄線藤沢駅・鎌倉(小町)駅間全線開通
- 11月16日 - 不二家開業
- 11月20日 - メキシコ革命: マデロが蜂起
- 11月29日 - 白瀬矗らが南極探険に出発
12月
- 12月10日 - 大逆事件: 大審院第1回公判(非公開)
- 12月13日 - 鈴木梅太郎が世界初のビタミンであるアベリ酸の発見を発表
- 12月19日 - 徳川好敏大尉(アンリ・ファルマン複葉機)日野熊蔵大尉(グラーデ単葉機)日本初の動力飛行
- 12月20日 - 第27議会召集
日付不詳
- アーサー・エドワード・ウェイト『タロット図解』
- ルドルフ・ヒルファーディング『金融資本論』
- ライナー・マリア・リルケ『マルテの手記』
- 現在の函館中華会館が完成
- 足踏式脱穀機が発明される。全国に普及して農業の生産性が高まる契機となった[4]。