天文13年 (1544年)

天文13年 (西暦1544年)は今から478年前。干支は辰(たつ)年です。

- 1544年のできごと -

  • ゼバスティアン・ミュンスターが科学百科事典コスモグラフィア英語版の初版を出版する。コスモグラフィアは広く大衆が手に取りやすいように母国語で書かれており、同時期の本の販売部数が200部程度だったのに比べドイツ語版だけで5万部が売れ、100年以上も影響を及ぼし続けた[1]
  • 日本の近畿東海が8月6日~7日(天文13年7月8日~9日)に暴風雨に襲われ、大洪水が発生して多数の死者が出た[2]京都醍醐寺の僧、理性院厳助が同時代に見聞した記録「厳助大僧正記」によれば“京中人馬数多流失。在家町々釘抜門戸(扉のない門)ことごとく流失。四条・五条橋、祇園大鳥居流失。禁中(宮中)西方の築地流損。四足などの御門(親柱の前後に控柱が2本ずつある門)に於いては、武家奉公衆馳せ参じて事なし。東寺南大門西、四塚に至る舟を着く云々。日吉大宮橋流落。その外、叡山諸坊数宇、また僧俗稚児若衆数十人流死。淀・鳥羽辺に至って流れ留まり、稚児若衆の死体多し。凡そ前代未聞の珍事なり”と記している[3]
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